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音楽の良書との出会い♪ [音楽]

投稿日時:2022/05/09(月) 19:30

GW明けの月曜日の今日は、午後から雨ふりで、寒さが戻ってきてしまいましたね。
暖房器具もなかなか片付けられないですね。

◆◆◆
音楽の良書との出会い♪

今は、音楽の様々な良書がたくさんあって、
本屋に行かなくても、ネット販売で手軽に購入でき、
学ぶことができるというのは、すごいことだなぁと思います。
音楽を学びたいという探求心と、良書を探し出す力も必要なことですね。

◆最近、読んでいる本です。
『本物の思考力を磨くための音楽学
  「本質を見抜く力」は「感動」から作られる』泉谷閑示著(ヤマハ)


 この中に、「生きている音楽」と「死んだ音楽」について書かれてあって、
深く考えさせられました。
機械的に練習・演奏しているとそれは、「死んだ音楽」になっていると。
生身の人間ゆえに、同じ曲でも、環境や時間など、その時々に感じるものの違いによって
奏でられる演奏に変化があるのが「生きている音楽」である、という内容でした。

私も、日常の練習でも、その日その日、自分が感じる感性を大切にして、
どんな音色を奏でたいか、フォルテかピアニッシモか、などなど、
細やかに気を配って練習しようと思いました♪
演奏は練習の延長ですものね、毎日の練習の質を少しずつでも高めたい、と思っています。

◆もう1冊。
『成功する音楽家の新習慣
 練習・本番・身体の戦略的ガイド』ジェラルド・クリックスタイン著(ヤマハ)



この本は、去年の夏ごろから読んでいる本です。
最近読んだ項目は「イメージトレーニング」

どんな風に弾くか、クレッシェンドか、デクレッシェンドか、
強いタッチか、弱いタッチか、などなど、ピアノを触る前に、
まるで弾いているかのように「イメージ」してから、演奏する、という訓練法を学びました。

音を奏でる前に、ちゃんと、どんな音を出したいのかイメージを明確に描いて、
そして奏でる、ということ。

一つ一つ、本当に為になることばかりです。


音楽の良書を読むと、音楽について考えを深めることができ、
いろんな気づきも得られ、
結果として、普段の練習の質を高める具体的なアイディア、方法が得られるというのは
とても充実したサイクルです。

忙しいと、まずは「ピアノ練習」となってしまいますが、
少しでも、こういう良書を読んで、音楽について深めてゆきたいと思っています♪

◆◆◆
本日もブログをお読みいただきまして、ありがとうございました。
次回は、今週13日(金)に更新します。

それでは、ゴールデンウィーク明けの今週、どうぞ元気いっぱいに、充実の一週間をお過ごしくださいませ~!!